トルコの素敵な絨毯(ヘレケ村のヘレケ絨毯編)

先日ご紹介したヘレケ村では現在もHan Halı ハンハル、Öz İpek オズイペック という大老舗といくつかの工房がヘレケ絨毯を織り続けています。トルコの絨毯関係者でこれらを知らない人はモグリかと思います

 

こちらはそのHan Halıのウェブサイトなのですが、開いてすぐの写真にご注目。たくさんの織り手達の後ろにある超巨大な絨毯はなんとHanHalıのシルクの絨毯なんですよ!!

http://www.hanhali.com/

 

Han Halıは世界中の政府要人御用達、ヘレケ村の大老舗一族です。オーナーのErhan Ör氏はヘレケ絨毯の伝統と品質を守るヘレケ絨毯協会会長でもあります(この協会はヘレケ絨毯のために2002年設立されました)。

 

↑ 1999年にコジャエリ県で大きな地震があったのですが(イズミット地震)、その年のイスタンブールでの国際会議に出席した当時の米大統領クリントンはコジャエリ県を慰問しました。その時にコジャエリの県知事がHan Halıのヘレケ絨毯を当時の米大統領クリントンに贈ったときの写真がこちらです。

 

 

↑ こちらは昔のイスタンブールの風景の周りを宗教的モチーフで飾ったヘレケ絨毯。ギリシャ正教バルトロメオ一世がギリシャのカラマンリス首相に贈ったときの写真です。

 

実はこのHan Halı、我が家も時々お世話になっております。ここのオーナーÖr氏はヘレケ絨毯界でトップの方、私達はよく絨毯の図柄や意味を調べるのですが、手元の資料やアンカラで得られる情報には本当に限りがあり、そんな時にお世話になっています。

 

ヘレケ絨毯の図柄の意味について誤った情報を伝える人がいますが、私達は確かな情報を皆さんにお伝えしたいので、ヘレケ絨毯についてわからない事があったときはこちらにお世話になっています。

 

また、Öz İpekについては東京のお洒落なトルコ絨毯屋さん等でご存知の方も多いかと思います。ルーツはカイセリで1960年からヘレケで創業されています。こちらも米国、ロシア等各国政府高官御用達でとっても綺麗な絨毯をたくさん織られています。

 http://www.ozipekhali.com.tr/

そういえば、ギネスブック1992年版に載っている1cmに576ノット(24x24)のヘレケ絨毯はこのÖz İpekのもので、5人の織り手が5年かけて織ったのだそうですよ〜。現在は26x26、30x30もある様です。

 

それから、Sümel Bankシュメルバンクはよく耳にする名前だと思いますが、ヘレケ村の絨毯工場がシュメルバンクに引き継がれたのは1943年です。前回の『ヘレケ村にいってきました。』にも書きましたが、1843年にオスマン帝国のSultan Abdülmecid アブドゥルメジド一世が絨毯工房を作ったときよりもずっーとあとのことになります。

 

ヘレケ村についてもう少し書きますが、1980年代には350の絨毯業者があり(あの小さな村のどこにこんなにたくさん!?)2〜3万人の織り手がいたそうです。また、当時は土曜日に市場が開かれ、2000人以上の工房主がここで自分の工房の絨毯を売り、毎週大賑わいで億単位のお金が動いていたそうですよ〜。凄いですね〜。当時の写真、どこかに残っていないでしょうか。

 

ヘレケ以外にもトルコには素晴しいシルク、羊毛の絨毯工房がたくさんあります。それについて次回少し書こうかと思います。

※内容の無断コピーを禁じます。

※各写真は新聞記事より拝借しております。

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