行くだけ時間の無駄な様な公立病院にまた行く

2012年の10月にトルコの公立病院の酷さを知って『トルコの公立病院に行くものではありません。』なんてブログを書き、2013年こそは高額の保険をかけて私立病院に行きたいと願っていた私ですが、2013年も2014年も経済的状況によりその願いかなわず。働いていれば職場の健康診断なんてものが年に一回ありましたが、主婦になった今はそんなものはついてこないので、公立病院で採血採尿だけして結果は過去のデータと自己比較。公立病院の検査結果はオンラインで結果が見られるのでそこは便利ですかね☆

 

どうもここ2年程、一旦咳が出ると「あ、このままあの世に行ってしまうかも。。。」という程酷い咳が止まらなくなり、また、右側の肩甲骨あたりから右手中指までの神経の痛みが酷く、眠れない日も出てきました。自分で稼いでいたときは月に1回スパやホテルでのマッサージに行っていたのですけど主婦になると血流も溜まるばっかりで。ああ、独身時が懐かしい。

 

夫の職場と契約している私立病院がいくつかある様なので、この神経の痛みはそこに通えたらな〜と密かに望んでいた私ですが、いくら契約とはいえ検査となれば負担額も大きい様なので夫は首を縦に振らず。。そうこうしているうちに、夫の腰痛もこの頃酷いのでその検査も兼ねて公立病院に連れて行かれました。30代前半既にジジババの私たち。

 

まずはアンカラの公立病院で比較的空いているCankaya市Kolej地区にあるAhmet Andiçen Onkoloji Hastanesiへ。ここの理学療法科の受診を受けると、私も夫もMRIが必要とのこと。そして、MRI施設はこの病院から1oom程の距離のところにありますが、その予約をとるためにYenimahalle市Demetevler地区のあるDr. Abdurrahman Yurtaslan Onkoloji Hastanesi に行かなければならないとのこと。距離にして約30km。

 

病院から100mのところでMRIを撮るのに30km先の別の病院で予約取るって、トルコらしいと言えばトルコらしいですけどね。こうやって毎日くだらないことに時間と交通費がかかります。渋滞の原因もこの辺にあるんじゃないでしょうか。車のない方この二つの病院間を移動するシャトルバスが利用出来る様です。

 

30km運転してDr. Abdurrahman Yurtaslan Onkoloji Hastanesi でMRI予約をとりました。

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私たちの予約時間は翌朝6:10。アンカラのMRI施設は24時間営業。

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外はまだ真っ暗な中の検査。以前行った私立病院の契約していたMRI施設はヘッドホンで音楽を流してくれたり、マイクで色々話しかけてくださったので怖くなかったのですが、ここはヘッドホン等もなく、あの独特な音が直に響いたので終止ビビリの私でした。。。

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20日に結果が出るという事だったので、結果取得と診察のためにまたDr. Abdurrahman Yurtaslan Onkoloji Hastanesi へ。

onkoloji

11時到着、私の検査結果はあれど夫の検査結果なし。夫の検査結果は午後3時半の便で届くだろうということなので、とりあえず私だけ診察。

「首の骨が普通のカーブと逆に曲がっていて数カ所神経圧迫中」だそうです。出された薬は痛み止めの錠剤、筋弛緩薬と塗り薬。これで骨のカーブが元に戻るんですかねぇ。。。

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続いてお昼まで時間があったので酷い咳について胸部疾患科を受診。レントゲンが必要ということで、地下2階に移動。

 

これまた凄いレントゲン室。患者が多すぎて名前を呼ばれるまで立って行列ですが、殆どが男性で外国人の私は目立つという事で夫が並んでくれました。男女混同、脱衣所はドアを開けてすぐのところでカーテンもない。

 

これだけ患者が多いと技師も本当に可哀想で、女性の技師でしたが「トイレも行けないわ!」と吠えてました。名前を呼ばれて中に入ってカーテンのない脱衣所で脱いで、ササッと2枚撮影し、下着を着てシャツも半分着たか着ないかのところで次の方入室。何だかとっても忙しい撮影でした。これが終わったのが午後1時。

 

お昼を近場で過ごし、夫のMRI結果が届くという3時にまた病院に戻りました。が、MRI係のお姉ちゃん達はまだ夫の結果が届いていないというのです。

 

そうこうしている間に私の方のレントゲンが仕上がったので、私は地下2階から地上2階まで階段をのぼり、胸部疾患科のお医者さんに診て頂きました。

先生「肺と喉は異常なし。あ!鼻根が詰まってる。」

私「先生、咳き込んで吐きそうな程酷い状態になるのですが、鼻根が影響してるんですか?鼻の違和感は今まで一度も感じた事がないです。」

先生「・・・。」

私「じゃ、肺は何ともないということで咳は放置しかないんですかね。」

先生「水をいっぱい飲みなさい。」

ということで、処方されたものは抗生剤と鼻スプレーと「水を飲みなさい」。

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そして地上2階から地下2階にまた戻ったのですが、夫の検査結果はまだみつからないそう。見つからない間、係のお姉ちゃんたちは「今医師のサイン待ちのはずです。」等適当な事を言ってました。

 

結局、午後4時半頃になって他の部署から男性の職員が来てくれ、MRI結果の並ぶ棚を全て探してくれたところ、夫のMRI結果は私と同じ朝に届いていたそうですが、誤った棚に収納されていたということがわかりました。無駄に待たされておりました!

 

夫の結果を持って理学療法科に行くと長蛇の列。ですが、夫は朝から受診予約をしていましたし、番号札も持っていますしMRI結果が手元になかったのは病院のせいなので、どなたかの間に入れて欲しかったのですが、叶わず(夫はこういうところで押しが弱い)。結局夫は番号札45番でしたが最後の80番の患者が終わるまで待ち、5時過ぎに受診となったのでした。

 

病院でのとてもとても長い一日で、私はすっかり疲労。診断結果もわけわからん、ですし、トルコでの無駄な経験の増えた一日だった様に思います。早く普通の病院に通える様な分際になりたいです。

 

最後に、この日の経費についてはこちらです。

診察費35.00TL

薬代25.84TL

合計60.84TL

 

※アンカラやトルコについての情報検索でこのブログに来られる方が増えている様なので、ご参考となります様できるだけ詳しく書いてみました。

 

 

 

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行くだけ時間の無駄な様な公立病院にまた行く」への7件のフィードバック

  1. 初めまして。去年からアンカラに住んでいる者です。
    いつも素敵なブログを楽しみに拝見しています。

    公立病院ってすごく混みますよね。ひどい咳が…という記述で、とても心配になってしまいました。薬はききましたか?今は大丈夫でしょうか?

    私立病院のことについてなのですが、本当にとてもお節介で申し訳ないのですが、(鍵コメントにしたかったのですが、やり方がわからなくてごめんなさい。)私立病院でもSGKを受け付ける病院とそうでない病院があるようですね。

    私も夫がトルコ人で自分は外国人で主婦という立場ですが、夫のSGKが使えるようで、私立でもSGKを受け付けているところなら、べらぼうには高くならないはずだと聞きました。

    今、私は月一くらいでSGKのきく私立病院に行っているのですが、診察料は64TLです。でも、SGKの効かない私立だと300TL以上はするそうです…
    もし、SGKのある私立に…ということであれば、夫に聞いてみるので、いくつかご紹介できるかもしれません

    もうご存知のことだったら、失礼で的外れなコメント、大変に申し訳ありません。
    早く体調が回復されますように!

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    1. 初めまして!
      コメントありがとうございます。
      アホな私は結婚前はずっと私立しか行った事がなかったので、それがトルコのスタンダード
      だと思っていたんですよ。大誤算。公立病院は来ている患者層を見ただけで気分が滅入りま
      す。。。結局今回病院で何か貰って来たみたいでここ2日発熱してます(笑)。

      SGKの情報とお気遣いありがとうございます!SGKのHPにSGKの使える私立病院とその負
      担額割合が判るページがあるのでわかるのですが(今そのページが工事中なのでリンク貼
      れなくててごめんなさい)、私立病院に行くにはうちの夫の意識の問題があるんです。。。

      とても大変な幼少時代を過ごした夫は保険すらないという生活だった様で、病気や検査にお
      金を出す考えがあまりないんですよね。スポーツマンだったので膝の手術もした様なのです
      が、それも保険がなかったので友人のIDでしたそうなんです。もう次元が違いすぎて、、、。
      あまり深く考えると私の精神衛生上も良くないので「死ぬ時は潔く死ぬ。」くらいに構えて
      頑張ります!!

      優しいコメント本当にありがとうございます。
      つたないブログですがまたいらしてくださいね♪

      いいね

  2. なるほど!ご主人のお考えもあっての事だったんですね。fumiyoさんの方がずっとお詳しいのに、すみませんでした。
    熱、早く下がるといいですね、どうぞお大事に!

    私は嫁いでからトルコの地方に計2年半ほど住んでいて、fumiyoさんとは逆に毎回公立病院にいくのが普通だったので、ご主人の気持ちもよく分かります。
    大したことないなら、少し待たされても高いお金を払う必要はないって思っちゃいます。(うちは主人が「長く待たされるよりお金払った方がいい」というタイプです)

    地方ぐらしの方が長かったので、いい意味でも悪い意味でも外国人に遠慮のない視線や言動をする地方の人々もトルコ人のスタンダードだと思っていました。

    去年アンカラ(チャンカヤ市)に来て、私立病院の医療費の高さや市民の上品さ(無関心さ?)逆に驚かされています。

    でも今回は朝から夕方まですごく待たされたんですね。ご主人の考えも少し変わったら嬉しいですね。

    ブログの更新、楽しみにしています。まずはどうぞご自愛ください!お大事に…

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    1. お気遣いのお返事ありがとうございます♪
      咳は老化現象として片付ける事にして、これ以上病院に行かなくて済む様に身体ともに免疫力つけていきたいと思います。

      ところで けでぃ さんもチャンカヤにお住まいなんですね。
      チャンカヤも広いですけれど機会がありましたら是非お会いしましょう!

      いいね

      1. ありがとうございます。チャンカヤ市の端っこの方に住んでいます。ぜひ機会があればお会いできたら嬉しいです。
        どうぞお大事に。

        いいね

  3. Fumiyoさんこんにちは、その後体調はいかがですか?
    いつも詳しいアンカラ情報ありがとうございます。救急でかつがれた病院にMRIがない場合はたらいわましにされるのかしら?!トルコを知れば知る程不安になる今日この頃です。
    お大事に

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    1. Zeynepさん、お久しぶりです!
      何だかいろいろなところが痛くて老化を感じる日々です。だけど
      主婦には休日がない。。。
      さて、MRIですが、公立はないですが、私立のMedicanaとか大き
      いところはあるので大丈夫ですよ。任意医療保険がない場合は金
      額がちょっと心配ではありますが、公立と私立は雲泥の差があり
      ますもんね。
      少し気温が下がりましたからZeynepさんも風邪等気をつけてくださいね。

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