夫、虫垂炎にて

今週水曜頃から”妙な腹痛”を訴えていた夫ですが、病院に行こうと言っても頑固なので行かず、アンカラに戻ってからやっと近所の私立病院の緊急に行ってくれました。

そこの判断

「危険な状態の虫垂炎です。うちには超音波の機械がないのですぐにGüven Hastanesiに行ってください。救急車呼べる状態ですが、多分来ないと思います。

 

何ですか、救急車が来ないって。。。

 

Güven Hastanesiは大統領も行くアンカラで一番技術も設備も高い由緒ある病院です。しかし、夫は「そんな高いところ絶対行かない!」と言ってそこに行く事を拒み(←頑固)、私が「超音波のある他の私立を探すから公立だけには行かないで〜」、というのを待たずに公立のibn-i Sina Hastanesiに、しかも自分で運転して行ってしまいました。

 

まずは血液検査。同時に超音波もやってくれればいいのに、血液検査の結果が出てからでないとやらないと言われ、採血後2時間強自宅待機。結果が出たのが午前0時頃でしたが、それから超音波検査が始まり、「どうやってこの状態で運転してきた?」と超音波技師にやっと判断して貰え、手術台に上がったのが午前3時半、手術が終わったのが午前5時頃でした。

 

ここの病院は私たちの普通の感覚の病院と違って手術前も手術後も何の説明もなく、手術室から出てくる誰だかわからない人にかたっぱしから声をかけて状況を探る私、そして隣でブツブツうるさい義母! 炎症はひどい状態で腸に癒着していたので切り取るにしては長い手術時間だった様です。

 

 

手術室が冷凍庫の様な寒さだったそうで、手術室から出てきた夫はもう信じられない様な震えと嘔吐の状態で緊急治療室に運ばれていったのですが、やはり誰からも何の説明もなく、腹立たしい事に当直のカパル(スカーフ被った)医者(?)が大あくびしながら出てきて私たちにシッシッと手払いしながら「出て行け」と言うんです。なんて失礼な女!出て行くけど何か説明してくれなきゃ、、、。

 

「温めてもらえますか?毛布かけてもらえますか?」「尋常じゃない嘔吐ですが?」と私たちが聞いても睨みつけてまたあのシッシッのジェスチャーで「出て行け。」というばかりで何もしない。首絞めてやろうかと思いましたけど、これがトルコの公立では有りうる事なので仕方がありません。特にこのカパルの医者というのはどこの病院の医者も私は本当に苦手です(経験上)。タカビーですし。

 

「目が覚めて状態が整った時に連絡が欲しいので電話番号くらい控えて連絡してくれ。」と義母の旦那さんが訴えると、そのカパル医者はそこら辺の紙切れを2cmくらい引っ千切ってきて、面倒くさそうに電話番号を控えてくれました。そして私たちは緊急治療室のあるフロアから追い出され、仕方がないので一旦入院の準備と仮眠を取りに帰宅しました。

 

夜が明けても、案の定電話は一向に頂けませんでしたので(!) 、10時頃、義母と義母の旦那さんと一緒に行きましたら、夫は術後の結果良好で「早く一般病棟に行きたい。」と言っていました。手術着も何も着せてもらえずシーザーみたいにシーツを巻いた夫でしたが、部屋が暑いのでそれでいいということでした。夫は靴下嫌いであまり履かないので靴下は持って行かなかったのですが「なんで靴下持って来なかった!」と義母にネチネチ私は怒られました。そして”皆(義母、義母旦那、義祖母、義叔父)で朝食を食べる”という事で強制的に義母宅に連れて行かれました。家でやること山積みなのに、、、。

 

朝食を終え、息の詰まりそうな義母宅を抜け出し、午後に私は一人でまた病院に行ったのですが、一人だったからか、一般病棟に移動するまでずっと救急治療室に滞在させてもらえました。そこには昨晩のカパル医師の様なのは今日は一人もおらず^^、私立の病院と変わらないテキパキとした動きの看護師さんばかりで、夫も術後の処置はきちんとして貰えていたので安心しました。

 

 

因みに、夫のカルテは表紙が誰だかわからないおっさんの名前が書かれており(爆)、中身が夫のデータという大変いい加減なものでしたが、案の定夫の晩御飯はすっぽかされ、真夜中まで飲まず食わずで耐え「明日の朝ごはんを楽しみに寝る。」という電話が先ほどありました。

 

夫は今日のうちに退院する事を願って2Lの点滴とスタンドを持ちながら(爆)病院の階段を上り下りして医者や看護師に訴えていたのですが「お通じがない限り今日は退院させない。」と言われ「トイレが汚すぎて無理だよ!」とも電話で言っていました(笑)。

 

それにしても、私的にとてもイメージの悪い公立病院だったのでこんなところで手術されて命が大丈夫なのか本当に心配だったのですが、無事で何よりです。手術室に入る前に、看護師が夫に結婚指輪外して私に預ける様に言うのでそれも私的にズシーンと重い出来事でした。なんだかそれ(指輪)だけ残ってお空に行っちゃうみたいな心境で、、、。

 

色々端折って書いていますが、昨晩からとにかく大変な出来事でした。病院での出来事もですが、義母がいつも以上に機嫌と意地が悪かった事、でした。それで昨晩は内心カッカしていたのですが、疲れすぎて忘れる事が出来そうです。

 

私立の病院にいつでも気兼ねなく行ける様に高額の医療保険を掛ける、または、公立病院医療の優れた先進国に移り住む、という事を将来的にできる様にもっと頑張らないとー!と強く思った出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夫、虫垂炎にて」への2件のフィードバック

  1. ゲチミシオルスン
    でも、ごめんなさい。お腹が痛い(><)
    笑い過ぎで・・・。

    私、国立病院と国立大学病院に入院しましたが、
    いずれも、待遇や診察で嫌な思いを
    したことはないです。
    国立のときに、枕を投げられたことは
    ありますけど。これ、普通らしいですね。(^^;)

    国立もドクトルによるのかしら・・・
    とにかく、ご主人、ご無事でよかったです。
    テクラーゲチミシオルスン

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    1. サーオルン♪
      おかげさまで夫は無事退院しました。
      でもどこを笑ってくださったのですか???
      私が病院で内心キレそうな状態をご想像なさったとか?(笑)
      枕を投げられるのが普通って、その状況が想像できないのですが、今度教えてください^^。

      トルコの国立病院は患者と医者の数が合わず、先日ニュースで1人当たり2分が対応できる長さという統計だと言っていました。病院での医者と患者の喧嘩暴動もよくありますよね。トルコは患者+とりまきが種々雑多なので病院勤務者たちも皆疲れているのはよーくわかります。夫の主治医(アゼルバイジャン人)はよかったですが、受付とかその他の案内系がなんだかねぇ、という感じです。慣れればいいのでしょうが、なかなか行かないところですし^^

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