9号室 ギュロル爺

今日からコムシュ=隣人 カテゴリーも作ってみたいと思います。
私たちの住んでいるアパートは我が家を入れて9戸しかないのですが、バラエティに富んでおり、夫はいつもイライラ怒っていますが、私は半分くらいは笑っています。

 

まずは9号室のギュロル爺。

アパートが停電になったり、後ろの工事現場で何か起きたり、私たちの庭の手入れに口を出したりとにかく毎日毎日うるさいこの爺さん。最近はアパートの街灯に問題があり、その件で連日うちの夫に電話してきていたので、今日は来客があったこともあり、夫はギュロル爺からの電話を一回無視しました。

夕方遅い昼食を取っていたところ、ピンポーンと玄関のチャイム。

「ギュロル爺かアリアッディン(※)ね。」 ※7号室、詳しくは後日

「ふーーー。ご飯食べてんのに。」と言いつつ玄関のドアを開けました。

 

私は台所にいましたが、ギュロル爺がいつもよりもワントーン暗い声で何か言ったあと、ドアが閉まる音がして夫が台所に戻ってひとこと。

 

「鼻血が出たからイブニスナ病院(国立)まで連れて行ってくれってさ。全くよぉ。車が動かないんだってさ。どうしよう。

 

どうしようもこうしようもあるかーーー!!!私に聞くな〜!!イブニスナはアルトゥンダー市にあり、うちから20kmくらいでしょうか。しかも今日は積雪で除雪車もやっと通ったばかり。
「路中で何かあったらいけないし、タクシーはだめなの?」

「年寄りだし、鼻血って脳とかかな?鼻にティッシュ詰めてあるんだよ。あっち方面今日はついでか何かあったっけ。」←ジャケット着て、行く気。

「え?!それなら救急車でしょ。それか息子さん呼ぶ?途中で何か手当が必要になったらだいじょうぶかな。判断はあんたに任せるけどさ。」

 

夫はまた玄関に戻り
「ドルック病院(うちから一番近い病院。私立のため診察が最低1500円くらいかかる。)に連れて行きますよ。」

ギュロル爺「ドルックだったら歩いて行けるよ。国立のイブニスナに連れて行ってくれよ。」

「タクシー呼びます。」

ギュロル爺「・・・わかったよ。」

 

「おい、タクシー呼んでくれ。」

「はい。」

ということで私がタクシーを呼びましたが、雪のためにタクシー到着が遅く、夫は悪態をつきはじめ、「お前、どこのタクシーを呼んだんだ!ギュロル爺寒い雪の中まってるじゃないか。」と文句を言われ、私としては何なんだよ!だったら次はもうお前が車で送って行け〜!という感じでした。

 

私達だってお金がない方とか車がない方だったら病院に連れて行ってあげますが、この爺さん、息子だってアンカラ内に居ますし、最初夫に電話した時から一時間以上も鼻血を放っておくくらいなら自分でタクシーなり救急車なり呼んで行けばよかったのです。お金だって年金に家賃収入数件があり、ホクホクで自慢しているのにドケチ。だからうちに車出して病院に連れて行けと言ってきたのです。

 

 

私たちはいつも人に優しく接するように心がけていますが、トルコの人は親切にしてあげるとどんどんどんどんエスカレートしてくる人が多く、NOとたまに言わないと自分たちの日常が大変になってしまいます。このギュロル爺をはじめ、アパートの住民に夫はかなりなめられており、私なんぞ外国人ですのでなめられるどころか人間と思われているのかどうか(笑)、ですので、日々いろいろあります。その上、NO対応で相手が拗ねることもあり、夫はそれがかわいそうと言ってまた態度を柔らかくするので困ります。私にはいつも強引強行な態度のくせに!「内弁慶」トルコ語で何というのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

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9号室 ギュロル爺」への2件のフィードバック

  1. ブックマークのアドレス、変更しました!!って、前々回のままでしたわ。すみません。
    私も近所の人たちというカテを作りたいくらいに、個性派揃い。いやいや、トルコ在住日本人妻なら
    誰もが『ザ・トルコ』を感じているでしょうね。

    この国には、give and takeって言葉は無いに等しいですね。
    もう要求がエスカレートするばかりで、断わったりしたら
    罪人扱い。

    我が家は近所の人のホームセンターなんですよ。
    一輪車に電動工具に、梯子にもうありとあらゆるものを
    借りにくる始末。セメントある?だって。うちだって買っているんだよ!!
    やたらと借りにくるオッサンに限って、年金を夫婦でもらい、マンションで
    家賃収入とかの小金持ちなんですよね!!

    夫は夫で、『いい人』と思われたいから、ホイホイ貸すし。
    で、工具失踪なんて、ありますから。

    ああ、だめだ、うちのことを書いていたら、字数が足らないんで
    やめておきます。

    お互いにブログで愚痴を吐いて、少しでも楽になりましょう!

    いいね: 1人

    1. すみません〜。ブックマークお手数かけます。そしてラム子さんの過去のコメントがやはり消えてしまっていてごめんなさい。

      そうそう、実際市民レベルで永住してみないと見えてこない『ザ・トルコ』、きっついですね〜。もう、毎日毎日。こっちにもプライベートってものがあることをわかっていない。

      セメントなんて飛躍しすぎです!!返せないこと前提じゃないですか。工具、本当にみんな借りに来ますよね。そして他の国ならば「他の人のものは大切に扱う」という観念がありますが、トルコは「他の人のものだから雑に扱う」っていう観念だから壊れて返ってくる、や、返ってくるだけましと思うべきでしょうか(笑)。

      しかし、まあ、夫がはっきりNOと言えば済む話がほとんどですね。人生で成功するためにはNOを言えるようにならないとダメだと最近とある成功者が書いたものを読みましたが、本当にそう思います。なんでも引き受けちゃって自分たちの生活が成り立っていません(泣)。私って何なの?がいっつもです。

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