せめて土に還してあげて。

馬にわらじを編んで履かせてあげていた時代、本当に素敵な時代だと思います✨

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井の頭公園の象のはな子が亡くなりましたが、もう見るのも辛い環境で、飼育されている方々や彼女という見世物を見物に来ていた人たちの中には「もっと長生きさせてあげたかった」とおっしゃっているそうですがとんでもありません。未だに、しかも先進国と言われる国であんなコンクリートの飼育(というよりも虐待)が行われている事が夫も私も信じられずにいました。夫も「は?これが日本の動物園?トルコの動物園にだって今時こんな酷い飼育ないよ。」とずっと怒っていました。

 

私たちに大きなお金があったならば土地を買って、草の上で、芝生の上で余生を過ごしてあげたかったです。人々が見物する場所にも彼女の檻の中にも藁一本なかったなんて、こんなことが、動物、それも野生動物を扱う人たちにどうしてわからなかったのか理解ができません。予算が、という話であれば、彼女を長生きさせるために兎に角栄養満点でかなりの経費を食事にかけていたそうです。その経費の一部でもいいので寝床に藁を敷いてあげていれば、老体になってまでコンクリートの冷たい、自然の一切ないところで精神的肉体的な苦しみが少しは軽減されたかもしれませんが、一切そんなことが実施されなかったのが不思議でなりません。

 

もう10年も前になりますが、とある日本の動物園のライオンの檻で、木も土も藁もないこれまたコンクリートにポツンとした所謂展示があったので、あまりにも自然と程遠いので改善をお願いした事がありますが「内側の檻の中のペンキの塗り替えなんかをこの間してやったばかり。」という返事がありました。視点が完全にずれています。野生動物の飼育員になるには野生での生態をしっかり現地で学べる環境をつくるべきだと思います。また、他の国でははよくこういった悪環境の動物についてその生体を考えて他の動物園と協議が図られ、移動なども検討されますが、受け入れ支援の申し出はなかったのでしょうか。とても気になります。

 

 

今日の報道で、はな子の遺体は博物館に献体されると発表されていましたが、日本の動物園世界というのはどこまでサディスティックなのでしょうか!土に還してあげるべきです。これが69年間もコンクリートでの生活を強いられたはな子へのせめてもの供養だと思います。

 

一時帰国時にテレビのバラエティ番組でみましたが、日本には象に乗ったり芸をさせるテーマパークなどもあるそうですが、鎖のつけられた象の背に大の大人が乗ったり、鼻にぶら下がったり椅子に座らせたりしてそれを娯楽としているなんて、どうなのでしょう。インドやタイなどにおける使役象達の間違った飼育方法と何ら変わりません。日本における野生動物への環境が変わらない限り、もう決してこれ以上の野生動物が自然界から連れてこられることのない様に願うばかりです。

 

こちらの動画はまだ子象の頃一緒のサーカスで働かされ始め、その後別々のサーカスで22年間働かされていた2頭の象が救助され、サンクチュアリーで再会して余生をおくりはじめる様子で何度見ても感動します。

はな子にもこんな余生を過ごさせてあげられたらよかったのに。本当に悲しいです。せめて天国で自然の匂いを嗅いだり群れで草原を駆け回ったりできる様に、土に還してあげて欲しいです。

 

 

 

 

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せめて土に還してあげて。」への3件のフィードバック

  1. 同感です。ペンキの話じゃないですよね。今の日本の社会、全くずれていることばかりです。感動的な動画ですね。お気に入りしておきます。記事、フェイスブックでシェアしてもいいですか?
    ところで、私がYouTube動画を貼り付けるとどうしても小さくしか貼り付けられないのですが、こちらは大きいですね。何か秘策があるのでしょうか?

    いいね: 1人

    1. コメントありがとうございます。日本は素晴らしい国なのですが、その陰に本当に所謂ブラックすぎる事が多いと思います。融通が利かないというのも多いですよね。facebookでのシェア、拙い文章で恥ずかしいですが、共感できる方にシェアくださるということで光栄です。
      Youtubeは「共有」→「埋め込みコード」と選択していくとサイズ設定ができるようになっています。お試しくださいませ。

      いいね

  2. こんにちは、初めまして。

    私は署名活動をしています。

    はな子のせめて身体の一部だけでもタイの母国に帰してあげて欲しい!

    はな子が死んで直ぐに井の頭自然動物園から国立科学博物館に寄付された時点で
    もう、私は自分を止めれなくっなってました。
    私は若い時に五頭の象と暮らしています。

    最初は嫌がらせのコメントやツイッターが
    来ましたが…沢山の人々が助けてくれました。

    はな子の 環境には はな子が敏感過ぎる性格だったのは本当です。
    はな子は雨の音さえ怖がるくらい繊細でした。
    私は1番可哀想なのは

    はな子には初恋さえもなかった。
    はな子には妊娠をするチャンスさえも
    与えられ無かったという事です。

    実際に井の頭自然動物園に行きました。
    沢山のはな子の方々とお話しを聞きました。

    中には意地悪をしてきた人もいですビックリした。

    だけど 頑張ります。

    いいね

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