松を買いに

昨年からアパートの管理人(オーナー間で当番制、レンタル者は関係なし)をやっている我が家。住民の中で一番若い夫婦なもので、以前の定年系おじさん達が管理人をやっていた時に処理していなかった問題があってよく用事が発生します。

今住んでいるアパートは新築で購入しましたが、当時建物の外は緑溢れるL字型の芝生でした。しかし、一番最初のアパートの管理人アレアッディンの時に、その管理人と仲の悪いギュロル爺が「水代が勿体無いから水を撒くな。」と言ったそうで、芝も木も全部枯れてしまいました。庭階を購入した私たちは大迷惑!入居後自力で我が家のアクセスできる分の庭を耕して芝を植えたり松や花を自費で植えて整備しました。

その様子を見た住民達、ある時の住民会議で「残りの部分も整備してくれ。」という図々しい意見が出てきて、経費だけは共益費を多めに集めてもらい、夫と私で建物前面の整備を数日かけて行いました。当初みんな手伝って、という話でしたが、ここはトルコ、そんな話口先だけです。苦労の甲斐あって建物前面本当に緑豊かになり、松もここ2年でグンと伸びて電線につかえそうです。

さて、前置きが長いですが、先々週の会議で、建物の側面の庭にも松が欲しいという意見が出て承認され、各々100TL出して松を10本程購入することになりました、が、誰が購入に行くかというとやっぱり我が家🚘。管理人だから。

ということで先週の中頃、まずは一番大きなケチオレン市カルシュヤカにある園芸店街(うちから23km)にて値段視察。その後、アルトゥンダー市のアンカラ城麓の園芸店街にて購入しました。

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写真上にみえる旗のあるところがアンカラ城。

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お花が好きだけど、今のお庭の手入れですっかり疲れてしまって鉢植えのものはもう買う気のない私は車内より見学。アンカラは乾燥度がはんぱじゃなく、そして雪も降るので庭、特にお花の手入れは悩みが多いのです。液肥等化学系のお薬はいらないのでそこはエコロジックで良いですけど🌼

 

我が家の小さなJukeにどっさり松の木10本押し込んで帰ってきました。写真は4本目あたり。

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カトリックの国のクリスマス前みたいですね🎄カバーをしていましたが、やはりトランクとバックシートは土で汚れてしまったので洗車に出さなければいけませんが、洗車ってけっこう時間がかかるのでなかなか行けないんですよね。2011年夏に購入したこの車も早いものでもう9万キロ。新車で買ってこんなに乗るのは初めてです。どのくらいまで頑張れるでしょうか。

 

さて、この松の木の植樹についてですが、私は妊婦だし夫も腰が悪いので「今回は植樹はもううちは絶対しないからカプジュ(アパートのゴミ捨てや掃除等をする世話人)に共益費からお金渡してやってもらうか、松の木が欲しかった住民達が自分たちでやるように!」と私は言ったのに、夜になって「掃除機壊れたからさ、その修理費捻出のためにやっぱり僕が木を植えようかな。カプジュにお金やるなら僕がもらった方が・・・。」と言ってくる夫。10本も木を植えたら夫は2日ほど寝込むかもっと酷くて治療に通う羽目になり、もらったお金は治療費に消えるのは目に見えているので静かに怒りましたら、住民間ですったもんだのあったあげく、一番松の木を欲しがっていた女性住民がカプジュに「ウォルカン(うちの夫)が後で金くれるから、さっさと植えな!」と勝手に言ったそうで、夫のいないうちに作業が進んでおりました。

 

とりあえず、めでたし、めでたし👏

 

 

 

 

 

 

 

9号室 ギュロル爺

今日からコムシュ=隣人 カテゴリーも作ってみたいと思います。
私たちの住んでいるアパートは我が家を入れて9戸しかないのですが、バラエティに富んでおり、夫はいつもイライラ怒っていますが、私は半分くらいは笑っています。

 

まずは9号室のギュロル爺。

アパートが停電になったり、後ろの工事現場で何か起きたり、私たちの庭の手入れに口を出したりとにかく毎日毎日うるさいこの爺さん。最近はアパートの街灯に問題があり、その件で連日うちの夫に電話してきていたので、今日は来客があったこともあり、夫はギュロル爺からの電話を一回無視しました。

夕方遅い昼食を取っていたところ、ピンポーンと玄関のチャイム。

「ギュロル爺かアリアッディン(※)ね。」 ※7号室、詳しくは後日

「ふーーー。ご飯食べてんのに。」と言いつつ玄関のドアを開けました。

 

私は台所にいましたが、ギュロル爺がいつもよりもワントーン暗い声で何か言ったあと、ドアが閉まる音がして夫が台所に戻ってひとこと。

 

「鼻血が出たからイブニスナ病院(国立)まで連れて行ってくれってさ。全くよぉ。車が動かないんだってさ。どうしよう。

 

どうしようもこうしようもあるかーーー!!!私に聞くな〜!!イブニスナはアルトゥンダー市にあり、うちから20kmくらいでしょうか。しかも今日は積雪で除雪車もやっと通ったばかり。
「路中で何かあったらいけないし、タクシーはだめなの?」

「年寄りだし、鼻血って脳とかかな?鼻にティッシュ詰めてあるんだよ。あっち方面今日はついでか何かあったっけ。」←ジャケット着て、行く気。

「え?!それなら救急車でしょ。それか息子さん呼ぶ?途中で何か手当が必要になったらだいじょうぶかな。判断はあんたに任せるけどさ。」

 

夫はまた玄関に戻り
「ドルック病院(うちから一番近い病院。私立のため診察が最低1500円くらいかかる。)に連れて行きますよ。」

ギュロル爺「ドルックだったら歩いて行けるよ。国立のイブニスナに連れて行ってくれよ。」

「タクシー呼びます。」

ギュロル爺「・・・わかったよ。」

 

「おい、タクシー呼んでくれ。」

「はい。」

ということで私がタクシーを呼びましたが、雪のためにタクシー到着が遅く、夫は悪態をつきはじめ、「お前、どこのタクシーを呼んだんだ!ギュロル爺寒い雪の中まってるじゃないか。」と文句を言われ、私としては何なんだよ!だったら次はもうお前が車で送って行け〜!という感じでした。

 

私達だってお金がない方とか車がない方だったら病院に連れて行ってあげますが、この爺さん、息子だってアンカラ内に居ますし、最初夫に電話した時から一時間以上も鼻血を放っておくくらいなら自分でタクシーなり救急車なり呼んで行けばよかったのです。お金だって年金に家賃収入数件があり、ホクホクで自慢しているのにドケチ。だからうちに車出して病院に連れて行けと言ってきたのです。

 

 

私たちはいつも人に優しく接するように心がけていますが、トルコの人は親切にしてあげるとどんどんどんどんエスカレートしてくる人が多く、NOとたまに言わないと自分たちの日常が大変になってしまいます。このギュロル爺をはじめ、アパートの住民に夫はかなりなめられており、私なんぞ外国人ですのでなめられるどころか人間と思われているのかどうか(笑)、ですので、日々いろいろあります。その上、NO対応で相手が拗ねることもあり、夫はそれがかわいそうと言ってまた態度を柔らかくするので困ります。私にはいつも強引強行な態度のくせに!「内弁慶」トルコ語で何というのでしょう?